まずリシャール・ミル本人が着想を得て、スケッチに描くことから始まります。そこから構想を固めるとケースや針など目に見える部分から小さなネジ1本に至るまで確かな技術を持つ最適なサプライヤーを選択し形にします。


  自動車産業や航空産業において新たに開発される新素材を積極的に採用しており、セラミック、カーボンナノファイバー、シリコンといった加工が困難な素材を用いることは外部メーカーにパーツを発注するという独自の製造方法をとっているリシャール・ミルだからこそできることです。


  それぞれの時計作りで優れた専門家の力を借り最高質のパーツを集め組み立てるという点が、時計のF1と言われる所以でしょう。

  一目でリシャール・ミルだと印象付けるケースは3ピース構造で全方向に湾曲しており、その快適な装着性とは裏腹に製作やクォリティコントロールに膨大な時間を要します。


  特にベゼルと裏蓋は湾曲しているため一切のテンションをかけることなくぴったりとミドルケースにフィットさせなければいけません。金属に一切のストレスをかけないためには極めて高い加工精度と技術が求められます。


  そのケースをより堅牢にしているのが特殊なデザインのねじです。通常のブランドがムーブメントを新しく開発する以上にコストが生じてしまいますが、専用のドライバーを用いて最適なトルクで固定することができます。


  これらのネジは手作業で磨き上げられ長期に渡って繰り返し使用することができます。

  ムーブメントの機械構造には、F1カーのエンジンや車体に見られるものと同じコンセプトをもとに作られています。ムーブメントの骨格のようなフレームはF1カーのエンジンブロックが剛性と安定性を損なうことなく軽量化されているのと同じ手法です


  時計の操作を行うリューズはラバーリングに包まれており、F1カーのタイヤを想起させるデザインです。

技術

リシャール・ミルの時計にはルノー・エ・パピやヴォーシェといった複雑時計工房がリシャール・ミルのために開発したムーブメントを採用しています。彼らの力がなければリシャール・ミルのコンセプトを体現することはできません。下の画像をクリックしていただくとリシャール・ミルの代表的な機構の詳細をご覧いただけます。(コレクションページからも搭載モデルについては、同様の機構をご覧いただけます。)


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